「サーフィンを始めたいけど、専門用語が多くて何から覚えればいいか分からない…」
「仲間との会話についていけない…」
サーフィンを始めると、耳慣れない言葉の多さに戸惑うことがありますよね。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、サーフィンで頻繁に使われるサーフィン用語を厳選して分かりやすく解説します。
この記事を読めば、サーフィン仲間との会話もスムーズになり、海での時間がもっと楽しくなること間違いなし!さぁ、一緒にサーフィンの世界を覗いてみましょう!
サーフィンを始める前に知っておきたい基本の道具用語
ボードの種類
- ショートボード: 短くて先端が尖っている、最も一般的なボード。俊敏な動きや技を繰り出すのに適しているが、初心者には少し難易度が高い。
- ミッドレングス:ショートボードとロングボードの中間の長さのボード。様々な波のコンディションに対応できる。
- ファンボード: ショートボードとロングボードの中間の長さのボード。浮力が高く、波に乗りやすいので、初心者にもおすすめ。
- ロングボード: 長くて浮力が高いボード。小さな波でも簡単に乗ることができ、ゆったりとクルージングを楽しめる。
- フィッシュボード:: テール(後方)が魚のヒレのような形をしているボード。浮力があり、パワーのない波でもスピードが出しやすい。
- ガンボード:大きな波に乗るためのの細長いボード。スピードと安定性に優れている。
- ソフトボード:柔らかい素材で作られたボード。浮力が高く、安全で初心者や子どもに最適。
ボードの各パーツ名
- デッキ (Deck): ボードの上面。ここに立って波に乗る。
- ボトム (Bottom): ボードの下面。
- ノーズ (Nose): ボードの先端。
- テール (Tail): ボードの後端。
- レール (Rail): ボードの側面。波を切り裂く重要な役割を担う。
- フィン (Fin): ボードのテール側についている、舵のような役割をするパーツ。
- リーシュコード (Leash cord): ボードと体をつなぐ命綱。
- ワックス (Wax): ボードのデッキに塗る滑り止め。
自然と環境に関する用語
サーフィンは、自然を相手にするスポーツ。自然に関する用語も覚えておきましょう。
- フラット(Flat):波がほとんどない状態。
- クリーン(Clean):風の影響が少なく、きれいな波の状態。
- チョッピー(Choppy):風の影響で波が荒れている状態。
- オンショア (Onshore): 陸から海に向かって吹く風のこと。波の面が乱れやすい。
- オフショア (Offshore): 海から陸に向かって吹く風のこと。波の面が整い、サーフィンには最適なコンディションです。
- 面 (Face): 波の斜面。面がきれいに整っていると乗りやすい。
- ピーク (Peak): 波が最も高く、最初に崩れ始める場所。ここが一番いい波が来る場所なので、多くのサーファーが集まります。
- セット (Set): 一定間隔で押し寄せる、数本の大きな波のまとまり。
- ダンパー (Dumper):波が一気に崩れ、スープ(白い泡)が分厚くなる波のこと。ダンパーは波のピークが全体的に崩れてしまうため、避けるべき波とされている。
- スープ (Soup):波が完全に崩れた後にできる、白くて分厚い泡の部分のこと。波のパワーを失っているため、初心者や子どもが波打ち際でボードに慣れるための練習に最適。
- ブレイク:波が割れる(崩れる)こと。海底の地形などに反応して波がブレイクする。波が割れているポイントのことを「ブレイクポイント」と呼ぶ。
- ビーチブレイク (Beach break): 海底が砂で形成されているポイントのこと。地形が変化しやすく、リーフブレイクよりも初心者向け。
- リーフブレイク (Reef break): 海底がサンゴ礁や岩で形成されているポイントのこと。波の形が規則的で良い波が立ちやすいですが、転倒すると危険なので注意が必要。
- ホレた波 (Hollow wave): 波が急激に巻き上がる、掘れた形状の波。チューブ(波の中)ができやすい、上級者向けの波。
アクション・ライディング用語
波に乗るための基本テクニック
- パドル (Paddle): ボードに腹ばいになり、手で水を掻いて進むこと。アウトに出るときや波を捕まえるために、ひたすらパドルします。
- ドルフィンスルー(ダックダイブ): 迫ってくる波の下をくぐり抜けるテクニック。ボードを波の下に沈めて、抵抗を最小限に抑えます。
波に乗る動作
- テイクオフ (Take off): 波を捕まえて、ボードの上に立つ動作。サーフィンの醍醐味であり、最も重要なアクション。
- ワイプアウト (Wipe out): 波から落ちてしまうこと。失敗や転倒を意味しますが、怪我なくワイプアウトすることもサーフィンの上達には欠かせません。
波に乗っているときの動作
- ボトムターン (Bottom turn): 波の斜面を一番下まで降りてから、向きを変える動作。ここからさまざまな技につなげます。
- カットバック (Cutback): ボードの向きを波のポケットに戻す動作。波のフェイス(斜面)が崩れてきたときに、再びパワーゾーンに戻るために使います。
- オフザリップ (Off the lip): 波のリップ(崩れる部分)にボードを当て込み、スプレーを飛ばすダイナミックな技。
安全に楽しむためのルール・マナー用語
安全にサーフィンを楽しむためには、ルールやマナーを守ることがとても重要。
- ワンマン・ワンウェーブ
「1波1人」最も基本的なマナー。 - 前乗り(ドロップイン)
他のサーファーが乗っている波に乗る行為。 - プルアウト
ライディングを中断して、意図的に波から降りること。前乗りに気づいた時は、速やかにプルアウトして謝りましょう。 - ラインナップ
波を待つサーファーが並んでいる場所。初心者の方は、ラインナップから離れた場所で練習するのがオススメ。 - ゲティングアウト/パドルアウト
岸から沖のブレイクポイントへ向かうアクション。波乗りエリアを避けて沖へ向かおう。 - スネーキング
他のサーファーを回り込んで優先権を得ようとする行為。
サーフィン用語を覚えて、海をもっと深く知ろう!
今回は、サーフィンでよく使われるサーフィン用語を厳選してご紹介しました。
これらの用語を知ることで、サーフィンの楽しさが格段にアップするはずです。
さっそく次のサーフィンから使ってみてください!